復活祭 (フランス語では「PÂQUES (パック)」、英語ではイースター) とは、キリスト教の最大のお祭りとも言われ、イエス・キリストが十字架に架けられた後、復活したことをお祝いする記念の日です。今年の復活祭は、4月4日。毎年日程が違うのは、カトリックでは「グレゴリウス暦で春分の日の後、最初の満月を迎えた次の日曜日が復活祭」と決められているためです。生命の復活をお祝いするという意味から、生命の源である卵 (イースターエッグ) や、多くの子どもを持ち、跳ね回る様子が生命の躍動を表していると言われるウサギ (イースターバニー) がシンボルとなっています。卵の殻に鮮やかな色彩を施したり、美しい包装をしたゆで卵が慣わしでしたが、近年では卵やウサギをかたどったショコラも広く用いられるようになりました。フランスの家庭では大人が庭に卵やウサギのショコラを隠し、子どもたちがそれを探して遊ぶという伝統的な復活祭のゲームを楽しみます。

また、復活祭を過ぎたあたりから、いよいよ待ち望んだ春がやってくると言われるとおり、厳しい冬に終わりを告げ、春の訪れを喜ぶお祭りでもあります。
ピエール・エルメ・パリでは、復活祭にちなんだウサギや卵の形のショコラをご用意しました。この時期だけの限定アイテムとともに、暖かな春の訪れをお届けいたします。

Lapin d'Après François Pompon フランソワ・ポンポンの作品から着想を得たラパン

有名なフランス人彫刻家フランソワ・ポンポンの作品から着想を得たチョコレートのイースターバニー。19世紀半ばに生まれたポンポンは固有の作風を確立しましたが、存命中はあまり世に知られていませんでした。後に世界中で著名になった代表作《シロクマ》は、現在ではパリのオルセー美術館に展示されています。一方、《ウサギ》も同様な手法で制作されていて、その丸みを帯びた輪郭には“窪みも影もない”のです。彼の作品はどれも堅固さと滑らかさの両方を備えていて、思わず見とれてつい撫でたくなります。

さて、イースター (復活祭) は、洞察力に優れたこの彫刻家の才能をたてる絶好のチャンスです。この機会に、自由奔放な彼の想像力をピエール・エルメ・パリのメゾンに浸透させたいと思います。ここに紹介するチョコレートのイースターバニーは純粋で力強い描線を特徴としていて、他に類を見ない繊細さを誇る完璧なアート作品に仕上がっています。

Tablette Lapin d'Après François Pompon Praliné Noisette
タブレット ラパン ポンポン プラリネ ノワゼット

(ショコラ オ レ、ヘーゼルナッツプラリネ)
￥2,160

Lapins de Pâques

Œufs de Pâques

Petit Œuf
プティ ウフ

(プラリネ ノワール、プラリネ レ)
￥1,404

【販売期間】
2021年3月17日 (水) ～ 2021年4月13日 (火)
＊新型コロナウイルスの影響により、ご提供できない場合がございます
【販売場所】
ピエール・エルメ・パリ 青山、他直営ブティック、オンラインブティック

＊記載価格はすべて税込です
＊販売期間・場所・内容・価格等変更になる場合がございます、掲載前に必ずお問い合わせください