The Journal by PIERRE HERMÉ PARIS

Galette des Rois 2017

ピエール・エルメ・パリの、エピファニーを祝う今年の「ガレット・デ・ロワ」は、バラとライチとフランボワーズの3つのハーモニーが圧倒的な存在感を誇る『ガレット イスパハン』。エピファニーの大横綱とも言える伝統的な『ガレット オ ザマンド』も今年もラインナップ。
完璧な逆折込パイ生地と、柔らかなアーモンドクリームとのコントラストをお楽しみください。
ディテールまでこだわった美しいフェーヴと王冠を添えてお届けいたします。

エピファニー (公現祭)

キリスト教の暦で1月6日は<エピファニー(仏:Épiphanie)>。元来、イエス・キリストの降誕を祝う日でしたが、今では東方の三博士(メルキオール、カスパール、バルタザールの3人の王・ロワ)が幼いイエスを礼拝するために訪問したことを祝う日とされています。
14世紀から続くフランスの伝統菓子<ガレット・デ・ロワ>はこの祝いの日に食されます。一種の宗教的儀式でしたが、昨今は宗教的な意味合いはほとんどなく、クリスマスのようにキリスト教徒以外の人々にも祝われるようになりました。皆が集まり、和気藹々とスイーツを堪能する一家団欒の伝統行事として楽しまれています。
*宗派や地域により、諸説あります。

ガレット・デ・ロワ

このエピファニーに食される<ガレット・デ・ロワ>も近年ますますモダンな趣向が凝らされるようになっています。例えば、新しい年には新しい計画や新たな決心を胸に抱きながら、ピエール・エルメ・パリの『ガレット イスパハン』を皆で賞味するひとときを楽しむのはいかがでしょうか。今やピエール・エルメ・パリの代表作とも言える、バラとライチとフランボワーズの3つのハーモニーが圧倒的な存在感を誇る「イスパハン」。さくさくとした完璧な逆折込パイ生地と、バラの香る柔らかなアーモンドクリームとのコントラストが見事な逸品です。

Galette Ispahanガレット イスパハン

¥4,320
size 約18cm
(パートフィユテ、ローズ風味アーモンドクリーム、ライチ、フランボワーズ)

しかし、やはり伝統的な『ガレット オ ザマンド』はエピファニーの大横綱だと言ってよいでしょう。ぜひ、新年の願いを唱えながら、五感をフルに働かせて素晴らしいガレットをご堪能ください。そうすれば、必ず幸福の望みが叶えられることでしょう。

Galette aux Amandesガレット オ ザマンド

¥3,672
size 約18cm
(パートフィユテ、アーモンドクリーム)

フェーヴと王冠

<ガレット・デ・ロワ>の中にはフェーヴと呼ばれるフィギアが潜んでいます。<ガレット・デ・ロワ>を切り分け、たった一つのフェーヴを当てた人は、その日1日王様、または王女様になりパートナーに王冠を被せ、幸せを分かち合うことができるのです。その幸運は1年続くとも言われています。
*国内ブティックでは、フェーヴは別添えにしてご提供いたします。

2017年ピエール・エルメ・パリがお届けするディテールまでこだわった美しいフェーヴは、ニコラ・ビュフの手がける限定品。展開中のアートコラボレーション「太陽と月の王国のものがたり」に登場するキャラクターなどがモチーフとなっています。このフェーヴと王冠を<ガレット・デ・ロワ>に添えてご提供いたします。


フェーヴ

王冠

さらに、ご購入いただいた方の中から抽選で3名様に <セーヴル焼>の高級なフェーヴをプレゼントいたします。

セーヴル焼 限定フェーヴ

セーヴル焼は彩色豊かなフランスを代表する高級な磁器で、ロココ様式の絵画表現による華やか装飾が特徴です。18世紀、ルイ15世や学問や芸術に通じた才媛であるポンパードール夫人の後ろ盾により、磁器生産技術が発達し最盛期を迎えました。
今回の特別なフェーヴは、物語に登場する魚型飛行船の「イクチヨネフ」をかたどったものです。これは、18世紀の素焼き器で使われた「型起こし成形・割り出し」という伝統技法によって作られます。すなわち石膏型で成形し、手描きで絵付けする技法です。ニコラ・ビュフの夢幻世界に相応しいこの小品は、4度の焼成過程を経て出来上がります。1度目は、980度の熱による「素焼き」と呼ばれる前段ステップです。これは無色の釉薬を受ける細孔を残しつつ、磁器を強固にするためです。2度目は、磁器と釉薬を1280度の強火で本焼成するプロセスです。そして3度目と4度目は840度のいわゆる「とろ火」の焼き入れです。これは黒、赤、金の装飾と各種のマークを定着させることを目的にしています。

このフェーヴ制作のため、ピエール・エルメ・パリは有名な『セーヴル シテ・ド・ラ・セラミック(セーヴル陶芸都市)*』と斬新な協働関係を築きました。
*ヨーロッパ最後の公的な磁器製作所。国立セーヴル磁器製陶所と国立陶磁器美術館がパートナーシップを結び、2010年より公施設法人『Sèvres – Cité de la Céramique』となりました。(http://www.sevresciteceramique.fr)