PIERRE HERMÉ PARIS Aoyama Renewal Open の秘密

# 02ついにオープン!キーパーソンに聞く
リニューアルの秘密

オンライン ブティックをご覧の皆さん。サヴァ?
わたし今とてもエキサイティングな気持ちよ!なぜって?
12月17日 土曜日の朝10時。
ピエール・エルメ・パリ 青山がついにリニューアルオープンしたの!

Animation : Makiko Tanaka
Music : Norman Bambi

新しくなった青山ブティックには、日本初上陸のお菓子や、
世界で初めてお披露目するサービスもあるし、空間デザインだって最高なの。
このオンライン ブティックとのデジタル連動も見逃せないわ。
今日はこのリニューアルを手掛けたメゾンのキーパーソンたちに
その秘密をこっそり聞いてみるわ。オニヴァ!

マカロン ベイビー
ボンジュール!ズナティさん。 コマン タレブー?
まずはみんなに自己紹介をお願いしてもいいかしら?
シャルル ズナティ
やあ。マカロン ベイビー。私の名前はシャルル ズナティ。このメゾンの会長だよ。エルメとは二人三脚でこのブランドを成長させてきたんだ。
マカロン ベイビー
ズナティさん。なぜ青山ブティックはリニューアルをすることになったの?そのテーマを教えて?
シャルル ズナティ
いい質問だね。
ピエール・エルメ・パリがデビューしてから20年余り。私たちはこれまで、従来の菓子の表現を超えるような挑戦をいつだって重ねてきた。青山ブティックもそう。ここはリニューアル以前だって、オープンから12年余りが経っても変わらず美しい空間であり、多くのスイーツファンから愛され続けている存在だった。「今でも十分に素敵なこの場所をリニューアルする必要があるのかい?」そんな声すらあった。だけど私たちは、常に新しい領域を切り開いていく存在なんだ。目まぐるしく変化しつづける世界の中で、時代とともに革新し、「味覚・感性・歓喜の世界」の“今”を生々しく体現する場。青山ブティックはそういう場所なんだ。

Photo by Akihide Mishima

シャルル ズナティ
“Everyday is a whole new day”『毎日は、味覚の喜びに満ちあふれる真新しい日』。新しいブティックの1Fでは、ある人は焼きたてのクロワッサンとコーヒーをブランチに、またある人は仕事中のブレイクにパウンドケーキを、夏ならアイスクリームを選ぶかもしれない。もちろん、マカロンやパティスリー、ショコラも忘れてはいけないよ。サラリーマンはマカロンをお得意先への手土産に、閉店間際に駆け込む人はご家族のバースデーケーキと、ワインを。明日はきっとまた違う理由で訪れることができる、まさに日常を彩る「味覚の喜び」がそこにはあるのさ。
マカロン ベイビー
“Everyday is a whole new day” とても素敵だわ。トゥレ ボン! 今までよりもっと、青山ブティックが身近な存在に感じられるもの。
シャルル ズナティ
そうなんだ。1Fではテイクアウトができるコーヒーやカウンター席もあって、この青山ブティックを日常的に気軽に楽しんでもらいたいんだ。おっと、ちょっとおしゃべりが過ぎたかな! ここから先はブティックに来てのお楽しみだよ。
マカロン ベイビー。僕はもう行かなくちゃ。サリュ!

Photo by Akihide Mishima

マカロン ベイビー
あら!まだまだ聞きたいことはたくさんあるのよ、ズナティさん!…行っちゃった。 仕方ないわね。次は彼に聞いてみましょ。
エクスキュゼ モワ。 リシャールさん。ボンジュール!
リシャール
ボンジュール マカロン ベイビー。どうしましたか?
マカロン ベイビー
社長のあなたなら教えてくれるわよね?青山ブティック2Fのリニューアルの秘密を。
リシャール
聞きたいですか?仕方ないですね、ナイショですよ!
生まれ変わったこの新しい空間の名前は『Heaven (ヘブン)』。ピエール・エルメが皆さんをホームパーティーに招いて、オートパティスリーを振る舞うことをイメージしました。店内のオープンキッチンでは、パティシエが選りすぐりのキッチンツールを使って、カウンター越しに皆さんの目の前で腕を振るい、その出来立てのデザートを召し上がっていただくのです。さながらスイーツ愛好家たちに捧げるサロンといったところですね。皆さんがこの空間に訪れたその日は、私もパティシエとしてキッチンに立っているかもしれませんよ!
みなさんにお会いできるのがとても楽しみです。

Photo by Akihide Mishima

マカロン ベイビー
ワオ!ぜひ私もリシャールさんが仕上げたアシェットデセールを食べてみたいわ。ねぇ、リシャールさん、大事なことを忘れていない?HEAVENの看板のこと。
リシャール
ふふ。もちろん忘れていませんよ。マカロン ベイビー。2Fへの階段を上がるとそこにはマカロン ベイビーが掲げるHEAVENのネオンサインが皆さんをお迎えします。まさにあなたは看板娘ですね!
マカロン ベイビー
そうよ。ぜひお見逃しなくね。ねぇ、リシャールさん、もうひとつ聞かせて?このオンライン ブティックも青山ブティックに先駆けてリニューアルされたのね?
リシャール
そう。このオンライン ブティックは、青山ブティックのオープンに先駆けて、11月21日にリニューアルオープンしました。それはまた青山ブティックと同じで、一見、何の問題もないものを、新たに再構築し直す、という挑戦でした。私たちピエール・エルメ・パリは時代とともに革新し続けてきました。オンラインショッピングはこの時代に、誰もが当たり前に利用する必要不可欠なツールです。私たちは、オンライン ブティックを『デジタルの旗艦店』として再定義しました。ここでしか得られないフラッグシップならではのサービスを提供するとともに、すべてのブティックやブランドの最新情報を全世界へリアルタイムに発信していくのです。そういえば、オンライン ブティック限定で…
マカロン ベイビー
あら、あっちで誰かがあなたを呼んでいるわ、お話はここまでよ。メルシー、リシャールさん!
リシャール
おっと、残念です。また何でも私に聞いてくださいね。 ア ビエント!
マカロン ベイビー
ここから先のオンライン ブティックの秘密計画はまだお話してはいけないの。リシャールさんはおしゃべりなんだから。最後はエルメさんよ。ボンジュール!
ピエール エルメ
やあ、ボンジュール。マカロンベイビー。僕に何か聞きたいことがあるんだって?
マカロン ベイビー
そうなの。エルメさん。この新しい青山ブティックで最も注目のポイントは何かしら?おすすめプロダクトのことも知りたいの。教えてもらえるかしら?
ピエール エルメ
もちろんだよ。ブティックに入ってまず目に飛び込んでくる、カウンターに並んだクロワッサンやボストックにクグロフ。これらのヴィエノワズリーや焼き菓子は、ぜひ味わってもらいたいね。運が良ければ、2Fのオーブンで焼き上げたばかりの出来立てをカウンターで楽しむことができるよ。『クロワッサン イスパハン』も登場するから、ぜひ食べてもらいたいね。『マドレーヌ イスパハン』と『マドレーヌ アンフィニマン ショコラ』もおすすめだね。バターの芳香豊かな生地の中に、フランボワーズのコンポートとガナッシュショコラがそれぞれ入っているから、テクスチャーも贅沢に感じられると思うよ。今後、違うフレーバーも展開していくから楽しみにしていてね。

マカロン ベイビー
トレ ビアン!焼き立てのクロワッサン イスパハンの香りが漂うブティック、なんて贅沢なのかしら!まさに今までのブティックとはまったく違う一面ね。
ピエール エルメ
2階カフェ『HEAVEN』では、本格的にデセール ア ラシェット(お皿盛りのデザート)を展開し始める。デセール ア ラシェットはテイクアウトのケーキよりも、温度や食感、風味など「味」の重要な要素が、より自由に、より複雑に表現できるから、新たな「味覚・感性・歓喜の世界」に出会えるはずだよ。
『HEAVEN』では約8種類のデセールを用意しているんだけれど、中でも注目してもらいたいのは日本の素材を使った『デセール サラ』だね。オープン時には、抹茶とマロンとパッションフルーツを組み合わせた味わいを楽しんでもらえるよ。
マカロン ベイビー
目の前のカウンターキッチンでパティシエが仕上げるデセール ア ラシェット、とても楽しみだわ!ねぇ。 エルメさんは、新しい青山ブティックでゲストのみなさんに何を感じてほしい?
ピエール エルメ
フランスではよく、料理は生きるためのもの、お菓子は幸せや喜びを感じるためのものと言うんだ。高価な車や時計と違って、オートパティスリーは誰もが体験できる「豊かさ」なんだ。
朝いちばんでヴィエノワズリーとコーヒーを買うもよし、アフターヌーンティーとしてデセールを楽しむもよし、その日の気分に合わせて、ぜひ沢山のスイーツファンに味覚の喜びを感じてほしいね。

皆さん、青山ブティックのリニューアルの秘密に一歩近づいたかしら?
その全貌はぜひ直接ブティックで体験してみて。
そこはきっとただのケーキ屋さんではないわ。
オートパティスリーの世界が体験できるカルチャーの空間よ。

また新しい秘密を見つけたらこのページでお知らせするわ。
引き続きチェックしていてね。サリュ!

アーティスト紹介

Makiko Tanaka田中麻記子

東京生まれフランス在住。これまで油彩やパステルによる幻影的な風景を主に発表してきたが、近年より、パリ生活での一日一枚をデイリーワークとして始めた水彩デッサン「食べ物シリーズ」を発表。2015 年 実在や空想の「食」をコンセプトに、ユーモラスで時にアイロニカルなデッサンが詰まったアートブック「La collection gastronomique」を出版。 tanakamakiko.com