難病とたたかう子どもたちのための寄付金集めを目的とし、18年前にピエール・エルメが自身のブティックでささやかに始めた活動『マカロンデー』(仏語では “Jour du Macaron”)。
現在では、ルレ・デセール*1 会員や様々な団体が参加する大々的なチャリティーイベントになっています。

日本では、今年も夏至の日を『MACARON DAY マカロンデー』に定めて活動を展開いたします。集まった寄付金等は「認定 NPO法人 難病のこども支援全国ネットワーク*2」を通して子どもたちの医療と福祉向上のための費用にあてられます。

開催概要

タイトル: MACARON DAY マカロンデー
開催日: 2023年6月21日（水）　夏至の日
期　間: 2023年5月24日（水）～6月27日（火）
内　容:
＊マカロンギフトの販売**
＊『マカロンデー』関連イベントの開催**
＊募金箱の設置（各関連スポット）**
＊マカロンの無料サービス
（『マカロンデー』当日の6月21日のみ、対象ブティックにて）
**の収益金募金等（諸経費を除く）を「認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワーク」に寄付

11年前からは、さらに多くの人々に『マカロンデー』の理念や活動を知ってもらうために、アンバサダー（広報大使）を任命することにしました。2012年は日本人の女性なら誰もが知っている着せ替え人形「リカちゃん」、2013年はロンドンオリンピックの競泳背泳ぎメダリスト 入江陵介選手、2014年、2021年は世界中のファンから愛されるキャラクター「ハローキティ」、2015年は「minä perhonen ミナ ペルホネン」のデザイナー 皆川 明さん、2016年はアーティスト、ニコラ・ビュフの手がける「アタノール3号」、2017年はパリ在住の画家、田中麻記子さんが描く「マカロン ベイビー」、2018年はデザイン・イノベーション・ファーム Takramとのコラボレーションによる“MACARON INVITATION”（招待状）を受け取った方ひとりひとり、2022年は山口一郎（サカナクション/ NF）さんをアンバサダーに迎え、記憶に残る様々なプロジェクトを展開し、国籍・世代を超えてより多くの人々に楽しく伝える活動を重ねてきました。

そして今年2023年は、ピエール・エルメ自身がアンバサダーを務め、『マカロンデー』をそれぞれの人にとって愛着の湧く、価値ある一日にしていきたいと考えています。

どの時代であれ、多かれ少なかれ、難病の子どもたちを取り囲む問題がなくなることはありません。また、たった一日で問題が解決するわけではありませんし、個人に出来ることも非常に限られています。ただ、『マカロンデー』を「きっかけの一日」と捉えることで、この問題に寄り添いながら毎日を送ることはできると思うのです。

*1ルレ・デセール
http://www.relais-desserts.net/
1981年に設立された、国際的な地位を持つ洋菓子職人協会。
現在、ヴァンサン・ゲルレが会長、ジェフ・オーバーバイスとピエール・エルメが副会長を務め、全世界に86名が所属。

*2認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワーク
http://www.nanbyonet.or.jp/
病気や障害のある子どもと家族を対象に、QOL (Quality of life、生活の質 )の 維持・向上を願って、情報提供・交流活動、啓発活動を進めるため、1998年2月に設立したNPO法人。

広報大使は“ピエール・エルメ”

2023年の広報大使（アンバサダー）はピエール・エルメ。ピエール・エルメ・パリ25周年を迎える今年、『マカロンデー』の意味やマカロンの味覚の素晴らしさについて、ピエール・エルメより改めてお伝えしていきます。

“ボンジュール、日本のみなさん！
難病とたたかう子どもたちのための寄付金集めを目的とした活動『マカロンデー』を今年も日本では夏至の日に定めて展開します。　　　
わたしたちのマカロンはもうお楽しみいただけましたか？　　　
マカロンの味覚の喜びを分かち合う『マカロンデー』が難病とたたかう子どもたちに寄り添うきっかけになることを願っています。"

Pierre Hermé（ピエール・エルメ）
21世紀のパティスリー界を先導する第一人者。
4代続くアルザスのパティシエの家系に生まれ、14歳のときガストン･ルノートルの元で修業を始める。常に創造性あふれる菓子作りに挑戦し続け、独自の“オート・パティスリー”（高級菓子）のノウハウ伝授にも意欲を燃やしている。多くのスイーツファンから絶賛を浴び、同業のパティシエたちからも畏敬されている。その鬼才ぶりは世界的に認められ、ヴォーグ誌から“パティスリー界のピカソ”と称賛された。
1998年、自身のブランド「ピエール・エルメ・パリ」として、東京赤坂のホテルニューオータニ内に初出店し、2001年にはパリのボナパルト通りにもブティックをオープン。2007年、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章。2016年、《世界のベストレストラン 50アカデミー》より「世界の最優秀パティシエ賞」を受賞。現在、国際的なプロ菓子職人協会「ルレ・デセール」の副会長、「クープ・デ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」の会長としても活躍している。

25種類のマカロン

ピエール・エルメ・パリ 25周年を迎える今年の『マカロンデー』期間には、いつもより多くのフレーバーをラインアップ。“どこまでも限りなく”ひとつの素材を追求した＜アンフィニマン＞をはじめ、“好きでたまらない”＜フェティッシュ＞、庭園を散策するかのような「ジャルダン」シリーズなどまさに“署名”とも言える＜シニャチュール＞など、ピエール・エルメのクリエーションを心ゆくまでお楽しみいただける25種のマカロンが店内を華やかに彩ります。
ぜひこの機会に、マカロンの味覚の喜びを再認識していただけたらと思います。
※一部ブティックでは入れ替えでのラインアップとなります

限定マカロンギフト

Assortiment de 20 Macarons
イニシヤシヨン

¥9,774
リング型のマカロンBOXに、バラとライチとフランボワーズの「イスパハン」やカシスとスミレとバニラの「アンヴィ」など、カラフルな20個のマカロンを詰め合わせました。

『マカロンデー』スペシャルパーティー

ピエール・エルメ・パリ 青山では、『マカロンデー』のスペシャルパーティーを2 年ぶりに開催！
『マカロンデー』にちなんだ、色とりどりのマカロンやパティスリーを着席スタイルにてお楽しみいただけます。

価値観をシェアする姿勢、広がる活動

マカロンによって生まれた出会いやコラボレーションを通じ、日頃から価値観をシェアする様々な企業や団体の協力を得ることができました。今では、『マカロンデー』はピエール・エルメ・パリ独自の取り組みではなく、マカロンの味覚の喜びを共有する多くの手による、難病の子どもたちのための社会貢献活動へと広がりをみせています。

＜参加・協力団体＞
ホテルニューオータニ、ザ・リッツ・カールトン京都、パーク ハイアット ニセコ HANAZONO、ルノー・ジャポン株式会社、株式会社インターキューブ、Made in ピエール・エルメ、ルレ・デセール ジャポン
以上、順不同
※5月17日時点
主催:ピエール・エルメ・パリ

【開催期間】

2023年5月24日（水）～2023年6月27日（火）
＊フレーバーにより展開ブティックや展開期間が異なります
＊新型コロナウイルスの影響等により、ご提供できない場合がございます

【開催場所】

ピエール・エルメ・パリ 青山、他直営ブティック、オンラインブティック